Neural Group ニューラルグループ株式会社

 

AI 黎明期から
開発に従事、
経営者から再び
エンジニアの道へ 研究開発部 エンジニア
長屋茂喜

日立製作所中央研究所で18年間AIの研究に携わる。実業へ挑戦したいという思いから、家業の介護施設を継承。
2016年に再びAI開発に転向し、Neural Groupに参画。エンジニアとしてプロダクトの完成度を高めている。

佐々木:長屋さんはどのような経緯を経て、
Neural Groupに入社したのでしょうか。


長屋:経歴からお話すると、私は日立製作所で研究マネージャーとして
予算管理や開発、PoCの実行などを行なっていました。
私は監視カメラの顔認識AIなどを開発していましたが、
2000年前後は時代的にはデジカメで画像認識をやり始めた時期で、
集まるデータもごく少ないものでした。世間からの認知度も低く、
「AIって何ですか?」と言われてしまう寂しい時代のエンジニアだったのです。
長らく開発の道を歩いてきましたが、次第に実業をしてみたいという想いにかられ、
日立を辞め家業の介護施設を継ぐことになります。
介護業はやりがいもあり、実業を行う面白さもありました、
しかし、開発に対する熱意がまだ消えていなかったのでしょう。
2016年にFacebookで元同僚がAIを開発し、成果を出している姿を見て
「楽しそうだな」と思ってしまいました。
その時に、元同僚の成功を喜ぶぐらいなら開発側に行くべきだと思ったのです。
年齢的にもジョブチェンジのリスクはありましたが、
やはり開発に携わりたいと考え、転職を決意しました。

佐々木:候補は多数有ったと思います。なぜNeural Groupを選んだのでしょうか?

長屋:知人からいくつかAI関係の会社を紹介してもらいましたが、Neural Groupのビジネスには意外性がありました。
ファッションをメインプロダクトに据えているので、「なんだこれは!? 面白いな」と。入社後は、環境の変化が新鮮でした。
昔のAI開発は数学ベースの人がほとんどでしたが、現在ではCTOの佐々木さんのように、物理学を専攻して開発に入ってくる人が多い。
バックボーンが変わると、同じ事象を見ていても異なる解釈が生まれます。AIはデータサイエンスが導入されたことで、
大きく発達した分野だと思います。

佐々木:入社後の印象はどうでしたか?

長屋:意思決定や動きが速い会社だと感じました。「枝刈りが上手い」と言ったら良いのでしょうか。
求められる機能に優先順位を付け、無くてもいいものは省き、本当にユーザーが欲しいものを提供しています。
大きな企業だと社内忖度などの理由で余計な機能が付け足されることがありますが、そのようなことはありません。
開発者としても気持ちよく働ける環境です。

佐々木:最後に、Neural Groupで活躍できる人はどのような人だと思いますか?

長屋:スピード感を持ってプロダクトをリリースしたい人が向いていると思います。
大手企業では事業所によってスピード感がまちまちです。
Neural Groupはプロダクトの開発期間が短く、
ビジネスと直結したシナリオが担保されています。
だから、開発したものを広く早く世に出すことができる。
自分が作ったものが世の中で使われている喜びは、
多くの開発者に共感してもらえると思います。
これは余談になりますが、Neural Groupはダイバーシティがある会社です。
様々な国籍のメンバーが働いていますし、年齢も様々。
これくらい小さな規模の会社で、この多様さは珍しいと思います。
私も、若手メンバーのお父様より年上だったりしますし、それが刺激になっている。
その点もエンジニアにとって面白い環境だと思っています。